About us
私たちについて
IMARI株式会社について
IMARI株式会社は、1967年に佐賀県伊万里市で伊万里焼の梱包箱の製造のため創業しました。
現在では、培った技術力を活かして、自動車産業や半導体産業など工業部品の梱包も多く手掛けています。
コロナ禍など時代が大きく変わり始めた2020年に、私たちは、「IMARI株式会社の存在意義は?」と自問し、「人々の使命や想いを知り、その目的達成を支援する」という答えを見つけました。
創業の梱包サービスを大切にしながら、私たちの使命に沿った多角化も始めています。
そんな中、高山良二氏の地雷処理から始まったカンボジア復興の使命や想いを知り、その目的達成を支援するために、ソラクメールの日本総代理店権を獲得致しました。
酒販事業開始の準備中に、四部門ものKura Master23コンクール受賞の報を受けたことは大変ありがたく、関係者のご苦労を思って涙の出る思いです。
折しも今年2023 年は、日本・カンボジア外交関係樹立70 周年にあたります。
そんな祈念すべき年でありながら、世界では、また新たな地雷が敷設される状況にあります。
ソラクメールという平和活動が生んだとびきりのお酒をお届けすることで、私たちは少しでも世界の平和に貢献したいと思っています。
会社名:IMARI株式会社
代表:福井康一郎
所在地:〒848-0024 佐賀県伊万里市大川内町甲984-3
Tel: 0955-22-4185
ソラクメール誕生ものがたり
ソラクメールのアイデアは2008年にさかのぼります。
当時カンボジアのバッタンバン州のタサエン地区で地雷や不発弾の除去をしていた高山さん(IMCCD理事長)と通訳のソックミエンさん(現クマエ蒸留株式会社社長)は、地雷を除去した土地を農地にかえることで同地区の経済的な自立を目指して支援活動をしていましたが、作物のキャッサバやジャスミンライスがタイ国境でとても安い値段で買叩かれてしまいます。
また保管倉庫がないため作物が雨で腐るなどの問題もありました。
これらの問題を解決し付加価値をつけるため2人は焼酎造りに取り組んだのです。
知識も経験もないゼロからの出発でした。
高山氏はプロの指導のもと私財を投じて蒸留所を建設し、黒麹と酵母は当時日本酒造組合会長をされていた「桜うづまき酒造」の前社長に提供してもらいました。
この焼酎造りは農民の雇用を生み出すだけでなく、農作物の高価買取など多くの利益を現地にもたらす原動力になると考えたのです。
また捨てられていた農業廃棄物のトウモロコシの芯やサトウキビの搾りかすなども燃料として買い取るなど出来るだけ現地にお金が落ちる仕組みを考えました。
しかし焼酎造りはそう簡単な道ではありませんでした5年にわたる研究開発と試行錯誤の結果、ようやくプロの人にその味が認められるようになったのです。
ソラクメールの出会いと思わぬ展開
2021年Imari株式会社ではコロナ禍でマスクの供給不足を補うために自社加工或いはタイの縫製工場でマスク製造に挑戦して販売していましたが、一部収益のなかからカンボジアの地雷処理事業に寄付することを決定したことがきっかけで高山さんとネットで出会いました。
早速高山さんの帰国をまってIMCCDを訪問し高山さんのお話を伺い、その志に感銘して、高山さんが途絶している国内販売を希望しているソラクメールについて出来る限り支援していくというお約束をしました。でもお酒が美味しくないと売れません。
そこでまずは出来るだけ多くのプロの方にソラクメールを試飲してもらったところ、皆さん良い評価をして下さいました。
次にパッケージ、ラベルなどをデザインを一新しブランディング戦略を構築していきまました。
目標は2023年の東京ビッグサイトデビューでした。
しかしながらそれに先立つこと半年ソラクメールはフランスのリヨンの展示会SIRHA LYON 2023に出展し多くのフランス人から好評を博します。なかでもクラマスターの宮川圭一郎氏、パリで有名な二つ星シェフのティエリーマルクス氏そして世界中の料理人が目指す「ボキューズ・ドール」で日本人初世界3位になった浜田統之氏という綺羅星のような業界のかたがたと出会いが思わぬことにつながるのです。
KURAMASTER2023奇跡的受賞
リヨンの展示会でソラクメールを試飲された宮川圭一郎氏がその味に驚かれて感嘆の声をあげられたとの報告が高山さんから入りました、同時に多くのフランス人バイヤーがその味を高く評価しているということでした。
早速その成果をまとめてブランディング&マーケッティングに利用しようとしていたら、宮川氏からクラマスターに挑戦してみないか?とのありがたいアドバイスがあったとのことで、高山さんは即これに挑戦することを決めました。
それも出来るだけ多くの酒をということで、ジャスミンライススピリッツ、キャッサバスピリッツ、キャッサバスピリッツレッド、マンゴーリキュール、バナナリキュールの5種類の焼酎を出品し、なんとそのうちの4本が3つのプラチナ賞と1つの金賞受賞するという前代未聞の快挙をなしとげたのです。
また応募総数187銘柄の中のベスト8になんと2本も選ばれたのです。
フランスの審査委員は、フランス国家が最高職人の資格を証明するMOFの保有者をはじめ、フランスの一流ホテルのトップソムリエやバーマン、カービスト、レストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナル全38名で構成され、全ての出品酒の生産者を隠してブラインドテイスティング方式でされ、厳正な審査の上、各賞が選出されました。
ではここでなぜ選ばれたのか、その美味しさの秘密については別途このあとご紹介したいと思います。